フォンドボーとは料理の基礎

みなさんは｢どら焼き｣と聞けばふっくらした2枚の生地であんこを挟んだ物を想像しますよね?

｢どら焼き｣って、もともとは円盤の形をしたものではなかったらしいのです。

一説によると｢源　義経が奥州へ落ちのびる際に、武蔵坊弁慶が銅鑼で焼いた生地にあんこを合わせたお菓子を作ったから｣というエピソードがあります。

2枚の生地にあんこを挟むようになったのは、意外にも最近のことで、大正時代からといわれてます。

2枚の生地にあんこを挟んだどら焼きではなく、昔はこんな感じで作ったのではないかな?と想像した形で作ってみたのがこの｢くるくるチーズどら焼き｣です。

中身は今風にアレンジしてあんこではなく、クリームチーズと干しあんずを入れてみました。

それではレシピを紹介させていただきます。

・材料

ホットケーキミックス　　　　　　120g

卵　　　　　　　　　1個

はちみつ　　　　　　大さじ1.5

みりん　　　　　　　大さじ1.5

牛乳　　　　　　　　大さじ2.5

サラダ油　　　　　　適量

クリームチーズ　　　120g

砂糖　　　　　　　　大さじ1.5

ホワイトキュラソーまたはブランデー　　　大さじ1.5

※上記のお酒が無ければ入れなくても問題ありません。

干しあんず　　　　　　8～10個

・作り方

1、 クリームチーズを常温にしておき、ボウルにホットケーキミックス、卵、はちみつ、みりん、牛乳入れ泡だて器でなめらかになるまでよく混ぜておき、ぬれぶきんなどをかけて冷蔵庫で10分ぐらい生地を休ませておきます。

2、 クリームチーズを別のボウルに入れ、泡だて器でクリーム状になるまで練ったら、砂糖とお酒を加えてよく混ぜます。

3、 フライパンを中火にかけて、2分～3分熱したらサラダ油をキッチンペーパーなどに含ませ、フライパンを拭いていきます。

4、 ぬれぶきんを再度準備し、その上にフライパンを5秒～10秒置き、再び中火にかけ、大さじ1.5杯くらいの生地を楕円形に広げ、弱火で2分、プツプツしてきたら裏返してさらに1分焼いていき、残りも同様に焼けるだけ焼きます。

5、 干しあんずを半分に切り、楕円形の生地にチーズクリームを少量ぬり、あんずを1個半のせて、半分に折り畳むようにして巻き、残りも同様に全て巻けば完成です。

※中身は好みで調整してください。

今回はクリームチーズと干しあんずで紹介しましたが、好みで中身を変えれば違った味を楽しむことができますのでぜひ作ってみてください。