フォンドボーとは料理の基礎

一日の仕事が終わって帰宅すると玄関に

脱ぎ散らかした靴と大量すぎる里芋が…

スーパーの袋からはみ出して転げていました。

「来たか！」そう、この時期になると近所に

住む実家の母が畑の里いもを持ってきてくれ

るのです。それも大量に。それだけでなく、

ありがたいことにご近所さんまでもが自家栽培の

自慢の里いもを持ってきてくれるのです。

なので里いもだらけになるのが毎年のうちの

風物詩なのです。そして、毎年毎年その大量消費に

悩みます。家族みんなが里いも大好き！ならまだしも、

そこそこだったりするからさらに悩ましい…

ひとまず、玄関に散乱した靴と里芋をまたいで

「ただいまぁ」。ということで、今夜は里芋料理に決定です。

数あるレシピの中から一番食べてくれるのが

「里芋の唐揚げ」。皮をむいた里芋を一口大に切って

レンチンしたら唐揚げ粉をまぶして油で揚げていきます。

唐揚げ粉がなければ片栗粉をまぶして揚げるだけでも

おいしい一品になりますよ。食卓に里芋の唐揚げが

あがると「ばば来たの？」と子供たちの声。

そして毎年繰り返されるこのくだりを幸せだなぁ

っと感じずにはいられません。

もちろん、明日から毎日里芋料理が始まることは、

ご想像の通りです。