30-08 ベジタリアンとヴィーガンが貫く食生活
“ベジタリアン”という言葉を日本語にすると、
“菜食主義者”という表現になります。
漢字で表現すると
その意味を想像しやすくなりますね。
ベジタリアンとは、お肉と魚を
食べない人のことを指します。
その考えの根底には、環境への配慮と
動物を大切にする気持ちがあります。
お肉も魚も大好きな私としては、
ベジタリアンとしての食生活は
なかなか想像することがむずかしいです。
生まれた時からベジタリアンとしての
食生活を通していたのならともかく、
先にお肉や魚を食べた経験のある人が
ベジタリアンとしての食生活へ変えるには
結構な苦労があるのではないでしょうか。
そして、食べない物の対象が
さらに多い人を指す“ヴィーガン”という言葉があります。
“ヴィーガン”を日本語にすると、
“完全菜食主義者”という言葉になります。
ベジタリアンの“菜食主義者”という言葉と比べると、
さらにその考えが強くなっている感じがします。
ヴィーガンとして暮らしている人たちは、
お肉と魚を食べないほか、卵、はちみつ、
ヨーグルトなどの乳製品も摂りません。
これもまた、自分に置き換えて考えてみると
どうしても無理だと感じてしまいます。
小学生に子どもにこの話をしたら、
目を丸くして驚いていました。
食べることについては、人によって
さまざまな考え方があることを実感します。
ただお腹を満たすことだけでなく、
味が自分の好みかどうかだけでなく、
その食べ物が自分の前にあることの意味を
時には考えられる人になって欲しいと願います。