30-15 お気に入りのパスタボウルで食べる冷製パスタ
お茶碗、サラダボウル、スープ皿、どんぶり、
数あるお皿のなかでお気に入りのものはありますか。
実家を出て暮らし始めた時に、
初めてお皿を選ぶ楽しさを知りました。
色、重さ、形からも、
お皿を触るとそれを作った人の
こだわりが伝わってくるような気がします。
ひとつひとつ揃えていく流れには、
ゆっくりとパズルを仕上げるような感覚にさせられます。
これまでで一番気持ちが高まったのは、
新しいパスタボウルを購入した時でした。
特に魅力を感じたのは、
ラグビーボウルに似た独特な形です。
横に細長くなっていて、
「カフェで食べるパスタのお皿にありそう!」
とワクワクしながら購入を決めました。
なんともないパスタ料理でも、
そのパスタボウルに乗せると
ますますおいしそうに見えてくるのが不思議です。
暑くなってくると、冷製パスタが食べたくなりますね。
冷静パスタをおいしく仕上げるには、
「お皿をキンキンに冷やしておくこと」
が重要なコツだと聞きました。
確かにお店で冷静パスタを注文すると、
冷たい飲み物のグラスと同じくらい
お皿が冷えていた記憶があります。
あとは、細い麺のパスタを使うことも
はずせないポイントではないでしょうか。
夏野菜の代表である真っ赤なトマトがあるなら、
相性抜群のツナと組み合わせると良いでしょう。
大葉を散らせばさわやかさが増し、
夏らしい冷静パスタがますます味わい深くなります。
大好きなパスタボウルとの、幸せなランチタイムです。