30-14 毎朝りんごジュースを飲む幸せな顔
2人目の子どもがお腹にいた時、
毎日必ずりんごジュースを飲んでいました。
「飲んでいた」というよりは、
「飲まずにはいられなかった」という表現の方が
当てはまっていた気がします。
妊娠する前にそんなことは無かったので、
「妊娠すると味覚が変わるって話は、
まさにこれだ」と感じた変化でした。
糖分のとり過ぎにならないか心配でしたが、
血糖値の検査では異常無し。
結局、臨月に入ってからもりんごジュースを飲み続け、
無事に出産を終えました。
そして生まれたのは、
りんごジュースが大好きな男の子。
「さすがに毎日飲んでいたら飽きるだろう」と
思っていたのに、そんなことはなく
ひらすら飲み続けていました。
糖分の過剰摂取になってしまうと思い、
泣かれながらも強制的に止めさせたら
意外なところで子どもの体に変化が起きました。
りんごジュースを止めた途端に極度の便秘。
実はりんごジュースにはペクチンという
水溶性の食物繊維が豊富に含まれていて、
それが腸を整えるために大きな役割を果たすのです。
しょうがないので朝ご飯の時だけ
りんごジュースを飲ませるようにしたら、
息子の便秘はすぐに治りました。
きっとりんごジュースは息子の腸と
特別に相性が良いのでしょう。
便秘解消のことももちろん、
「お腹にいる時から大好きだった飲み物を
禁止したらかわいそうかな」という気持ちもありました。
ニコニコ顔でりんごジュースを飲む息子の様子を
毎朝ほほえましく思いながら眺めています。