フォンドボーとは料理の基礎

「鬼まんじゅう」というものをご存じでしょうか。

その力強い名前からはとんでもないものを想像してしまいそうですよね。

しかし、その正体は名古屋県の名物で、優しく素朴な味が特徴の和菓子。

愛知県や近畿地方では「オニマン」などの相性で愛されているそうです。

全国的な知名度はまだ低いような印象かな。

別名は「芋まんじゅう」とも言われており、サツマイモが具として入っています。

お芋の優しい甘さが楽しめますよ。

ではなぜ「鬼」というワードが付くのか。

その由来にはいくつかの説があります。

一つ目は、具であるサツマイモが生地にも混ざり、その表面のごつごつした見た目が

邪神・悪神として恐れられている「鬼」や、「金棒」に似ていることから、

「鬼まんじゅう」という名前になったと言う説。

もう一つの説は、飢餓に苦しんでいた時代に、

比較的収穫しやすいサツマイモを主食とすることで、

鬼を厄災として振り払おうという「厄除け」としての意味が込められているのではないかと考えられています。

栄養価の高いサツマイモを食べることで、健康になれるようにとの願いが込められているんですね。

名古屋名物の鬼まんじゅう。人気の店では行列ができるようです。

名古屋に行ったときは是非お土産などにどうですか？？

お芋が余ったら♪鬼まんじゅう

料理名：鬼まんじゅう
作者：tara@minfannote

■材料（１人分）
さつまいも / 40g
塩 / 少々
薄力粉 / 20g
砂糖 / 5g
水 / 15g

■レシピを考えた人のコメント
もっちり＆しっとりした、東海地方の郷土菓子。
余って冷凍保存していたさつまいもで作りました。
皮つきだと見た目のインパクトがあり、ポリフェノールもばっちり^^

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