30-16 レンジが大活躍!柔らか大根の秘密
数年前から“時短”という言葉を
たびたび耳にするようになりました。
特に気になるのは、
テレビなどでたびたび紹介される
“時短メニュー”です。
「時間をかけて作った料理」と聞くと
とてもおいしそうな感じがしますが、
実は家族が料理を食べて喜ぶかどうかは
料理にかけた時間と比例しないように感じます。
それを特に感じたのが、
大根を使った時短メニューです。
かつて、大根を煮込んで柔らかくするためには、
「とにかく長く煮る」という
方法しか無いと思っていました。
しかし、最近では大根をレンジで加熱して
柔らかくする方法が、
一般的になってきているようです。
カットした大根の大きさにもよりますが、
乱切りであれば10分、
輪切りであればそれより長く15分かそれ以上、
大根の様子を見ながらレンジで加熱します。
レンジのおかげで大根の中まで熱が通り、
うまく繊維を壊して柔らかくしてくれます。
レンジで加熱した大根を取り出し、
ぶりと煮たり、鶏肉と煮たりして味を調えます。
レンジのおかげで、
やっとそれなりのぶり大根を作ることが出来ました。
家族にも味を認めてもらえてひと安心です。
なかなか柔らかくならない大根にイライラしながら
何時間もキッチンで奮闘していた過去を思い返すと、
なんともせつなくなります。
食材を何時間もお鍋で煮込むよりも、
レンジを使用した方が
光熱費の節約にもなるでしょう。
“時短料理”をうまく取り入れて、
暮らしにゆとりを作っていきたいです。