フォンドボーとは料理の基礎

昨年の夏、子どもが発した

たった3文字の言葉で

心が折れてしまったことがありました。

「え、また？」と言われた時です。

夏休みになると、当然のことながら

子どもが自宅にいます。

そうなるとお昼ご飯を作らなければなりません。

そこで“ネタ切れ”に苦しむお母さん達が多いのです。

私が自分だけのお昼ごはんを用意する場合、

昨日も今日も明日も納豆ご飯で構いません。

それなら安く済むし食器洗いがとても楽です。

夏休み以外の時期は、

納豆ご飯にキムチを乗せたり生卵を乗せたりして

1人で“味変”を楽しんでいました。

しかし、子どもがいるとなるとそうはいかなくなります。

ミートパスタ、焼きそば、オムライス、

素麺、チャーハン、など。

ただでさえ夏の暑さでしんどいなか、

大量のお湯をゆでたりフライパンで炒めたり

汗をかきながら必死に料理をします。

「辛いな、でも栄養とってもらわないと」

と思いながら、どうにか毎日頑張っていました。

そんななかで「今日のお昼ミートパスタにしようか」と

声をかけた私に対して子どもが言ったのが

「え、また？」でした。

確かに、給食の献立表を見ると

見事なまでに毎日違うメニューが提供されています。

それに比べたら、私が用意するお昼ごはんは

7つくらいのメニューを繰り返すだけでした。

今年の夏休み明けも、きっと去年と同じように

いろんなママ友とこの話題をして

なぐさめ合うことになりそうです。

そろそろ始まる夏休み、腕の見せどころです。

「え、また？」という恐怖の3文字を、

今年は聞くことの無いまま勝ち抜きたいです。