30-28 駅弁の記事で楽になった気持ち
日々の料理に疲れ果てていた時、
「大人気の駅弁!」という記事に
目を奪われました。
旅行が出来ない時代だからこそ、
駅弁に魅力を感じる人が多いそうです。
カラフルなおかずがギュッと詰められた
駅弁の写真を見ていると、
本当においしそうで見とれてしまいます。
うずらの卵や栗は、
いかにも駅弁のおかずらしい感じがします。
「駅弁を買いに行くことが出来たら、
どれ買おうかな」と考えながら眺めるうちに、
なんとなく気持ちが落ち着いていく感じがしました。
「冷めていても美味しいんだな」と
気付いたからです。
お弁当なので、当然のことながら
アツアツの商品を提供するのはむずかしいですよね。
家で料理をして食卓におかずを出す時、
私はあたたかい状態を食べてもらうために
いつも必死になっていました。
でも、ゲームをやっていたり、動画を見ていたり、
子ども達は楽しいことに夢中で
読んでもなかなか食卓に来てくれません。
やっと席に着いた時、
おかずはすっかり冷めてしまっています。
そのことにほぼ毎日ガッカリしていたのですが、
駅弁の記事を見て
「あ、別に冷めていても良いのかも」と思いました。
あたたかいおかずを食べて欲しいと
神経質になっていたのは、
私の勝手な考えなのだと気付きました。
そして、「冷めていても、おいしいと言ってくれて、
完食してくれればそれでいいじゃないか」
と思えるようになりました。
なんだか駅弁の記事に救われた気持ちです。
記事によると、陶器の入れ物に入った駅弁もあるそうで、
それが一番気になっています。
駅弁をじっくり選ぶ時間にも、
ウキウキする楽しさを感じられそうです。