釜めしが誕生した時代の悲しみと希望。山椒薫る穴子釜飯 レシピ・作り方
最寄り駅のビルに、
おいしい釜めし屋さんがあります。
駅の周辺はいつも混んでいるため、
人混みを避けるために
ここ数か月間はずっと行けずにいます。
和食らしい素朴な味に魅力を感じて、
もともと釜めしは好きな食べ物のひとつでした。
そして、そのルーツを知ってから
さらに釜めしへの気持ちが高まりました。
釜めしの誕生には、関東大震災が
大きく関わっているといわれています。
関東大震災が発生したのは1923年、
今から100年近くも前のことです。
関東南部において大地震が発生し、
死者および行方不明者が10万人を超えました。
特に火災による被害が甚大で、
多くの人が家を失いました。
その時、被災した人たちへ食事を提供するために
“炊き出し”が行われ、
それがきっかけで“釜めし”が
誕生したという話が言い伝えられています。
やがて浅草で『釜めし 春』という店で
女性の料理人によって
その味が提供されるようになったそうです。
関東大震災により町中が悲劇に包まれるなか、
人々にとって炊き出しは
大きな支えだったはずです。
そこから“釜めし”というメニューが浮かび、
お店で提供されるまでの過程には
希望を持ち続ける強い気持ちが
あったのだろうと思います。
釜めしを食べる時にはその当時に思いを寄せて、
悲しみを乗り越えるたくましさや
明るく前を向く希望を受け継ぎたいです。
材料(1人分)
米 / 1カップ
水 / 1カップ弱
穴子 / 1尾
実山椒 / 小匙1杯
日本酒 / 大匙2杯
醤油 / 大匙1杯
塩 / 少々
レシピを考えた人のコメント
宮城の穴子を使った山椒が香りよい釜飯です。
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