30-05 春夏秋冬、元気をくれるグレープフルーツ
春になるとお店でみかん類を見かけなくなり、
とてもさみしさを感じます。
冬の間に多いときは1日に5個か6個ほど食べていました。
ただおいしいだけではなく
もはやみかんを食べることが習慣になっていたので、
次の冬までのお別れなのはなかなか辛いものがあります。
そんななか、季節を問わずお店に並んでいる
ご機嫌な黄色いフルーツがあることに気付きました。
みかんと違って、
グレープフルーツに季節は関係ないのでしょうか?
この疑問から、グレープフルーツには
複数の産地があることが分かりました。
アメリカ産のグレープフルーツは11月~6月に
出荷されるものが多く、旬の時期は4月と5月。
一方、南アフリカ産のグレープフルーツは6月~11月に
出荷されていて、旬の時期は7月~9月です。
つまり、見事にどの季節でも販売されていることが分かります。
ちなみに日本でも鹿児島県や熊本県辺りの一部で
グレープフルーツを栽培している地域があります。
しかし生産量がかなり少ないために、
ほかの地域のお店で販売されることはなかなか無いそうです。
国内で生産することが難しいフルーツなのに、
一年中食べることが出来る。
なんだか不思議で、ありがたさも感じます。
グレープフルーツには甘さも酸っぱさも苦さもありながら、
バランスの整ったおいしさが感じられます。
冬のみかんを心待ちにしつつ、
フレッシュなグレープフルーツから元気をもらっています。