フォンドボーとは料理の基礎

子どもたちが小学生のころ、

夏休みの宿題に食育課題がありました。

自宅で何かを作ってくること…という課題なのですが、

「何かを作ってくる」って先生方も結構大雑把な宿題をだすなぁ

と思ったことを思い出します。

そこでうちは小麦粉を使って何が作れるか

チャレンジすることにしました。

そこで、パンを作ることになったのですが、

借りてきたレシピ本に「グルテン」という言葉があり

子供たちは「グルテンってなんだ？」となりました。

私は(一応)調理師なのでグルテンの正体は知っているし、

それをあーだこーだと説明したのですが、

結局なんのことかわからず。

そこで、実際にグルテンを取り出してみてみよう

ということになりました。

小麦粉を水で煉って練って…どんどん小さくなっていきます。

なんどかお水を取り替えて、

お水が透明になってきたら出来上がりです。

子供たちも交代交代に、

まるでねんどで遊んでいるようでしたが、

最後にずいぶん少ない量でしたがグルテンが取り出せました。

びよ～んと伸ばして遊んで終わりましたが、

わかってくれたのかな？

今、あの頃のことを聞き返してみても

あんまり覚えていないようで…。

がっかり。食育になったのか大きく疑問の残る

夏休みの宿題でした。