30-11 アレンジいろいろ肉そぼろ
挽き肉を使った料理のなかで、
うちの子ども達から特に喜ばれるのが“肉そぼろ”です。
もしかしたら、手間のかかるハンバーグや
肉だんご、キーマカレーよりも
評判が良いような気がします。
子ども達が肉そぼろに感じる魅力は、
ご飯との相性の良さ、そして食べやすさではないでしょうか。
そぼろの語源には“粗朧(そおろぼ)”
という言葉があるそうです。
とても細かくした食べ物を“朧(おぼろ)”と呼び、
それよりも少し粗いものを“粗朧(そおろぼ)”として
現在の“そぼろ”になったといわれています。
つまり、素材が肉でなくても
ぼろぼろと細かいつくりであれば“そぼろ”です。
つまり、そぼろご飯の“そぼろ”はお肉のところだけだと
思っていたのですが、
実際は炒り卵のところも“そぼろ”であることが分かりました。
さて、子ども達が大好きな肉そぼろは
母親にとっても助かる要素を持っています。
小分けにして冷凍することで、
お弁当やお昼ご飯でも大きな役割を果たしてくれます。
お弁当の場合はそぼろご飯、
お昼ご飯に使う時は肉そぼろにケチャップを加えて炒めて
タコライスにするとおいしいですよ。
新鮮なレタスと一緒に食べると、
さっぱりとした味わいになります。
私は辛めの味付けが好きなので、
タコライスを作る時には
タバスコや豆板醤(トウバンジャン)も使います。
挽き肉は包丁を使わずに調理できる点でも、
洗い物にしんどさを感じている私にピッタリの食材です。