フォンドボーとは料理の基礎

食卓に胡麻豆腐を出すと、

珍しいからか家族に喜ばれます。

冷ややっこよりもオシャレで、

健康的な印象があるかもしれませんね。

旅館の料理でも時々見かけることがあるでしょう。

お店で食料品を見ていて、

「もう夏は終わりだから、

冷ややっこはやめておこうかな」と

代わりに買ったのが今回の胡麻豆腐でした。

もともと胡麻豆腐は、

精進料理のひとつとして出されていたそうです。

特に高野山の精進料理としては

重要なひと品と考えられています。

古くは奈良県や和歌山県の郷土料理として

人々から愛されていたものでした。

実は、胡麻豆腐を作るには、

結構な手間がかかっているそうです。

胡麻(生)500g×2　栃本天海堂　ごま/ゴマ　ミャンマー・ボリビア産

健康の基本は自然野菜から

特に聞いて驚いたのが、

「胡麻の皮を取ってすり潰す」という作業です。

あの小さな胡麻に、

皮があるということすら知りませんでした。

念入りにすり潰すことで、

胡麻豆腐らしい舌ざわりの良さが生まれます。

この作業が“修行のひとつ”であり、

精進料理はじっくり丁寧に作られています。

胡麻豆腐にはわさび醤油がとても合いますね。

そのほか、出汁をかけても

おいしく食べられるでしょう。

料理における、脇役としての

胡麻の存在感がとても好きです。

胡麻の香りは薄いですが、

ほんのり香ると気持ちが落ち着く気がします。

丁寧な仕事から出来たものだから、

胡麻豆腐には上品さを感じるのかもしれません。

豆乳でぷるんぷるん♪まっ黒ごま豆腐
by Kuma＊



材料（４～５人分）
黒練りゴマ / 大さじ５
豆乳 / ５００ｃｃ
くず粉 / ８０ｇ
水 / １００ｃｃ

レシピを考えた人のコメント
ごま豆腐は思ったよりとっても簡単♪
絶対家で作るべきだと思います。

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