フォンドボーとは料理の基礎

ブラジルの家庭料理に関する記事を読んでいたら、

キャラクターの名前のような

文字が出てきました。

その名前は“ピカジーニョ”。

なんとなく、ひょうきんで明るい性格の

キャラクターに合いそうな

名前ではないでしょうか。

ブラジルで“ピカジーニョ”とは、

細かく刻んだものを指します。

料理としてのピカジーニョには、

挽き肉、玉ねぎ、トマト、にんにくなどを

混ぜて炒めた食べ物です。

ブラジルの人々はこれをご飯に添えて食べています。

味付けは塩、コショウのほかに、

香辛料としてパプリカとクミンを使います。

シンプルな味付けなのでクセが無く、

これまでに日本の小学校の給食で

提供されたこともあるのです。

確か食材はどれも日本でもよくある物ばかりなので、

子ども達も抵抗なく

食べることが出来そうですね。

実は4年前、日本でこのピカジーニョが

とても注目された年がありました。

それは2016年夏、ブラジルのリオで

オリンピック・パラリンピックが開催された年です。

やはり、オリンピック・パラリンピックの開催国となると、

その国の文化にも注目が集まります。

東京のあと、未来のオリンピック・パラリンピックが

どのような形になるかは

まだまだ想像ができません。

この先も大幅に縮小した形の開催であっても、

異文化交流の楽しさを感じる機会は

保たれていて欲しいと願います。