30-18 王室風、濃くておいしいロイヤルミルクティ
主婦になってから、
ゆっくりお茶を飲む機会が
ほとんど無くなりました。
小さい子どもとずっと一緒にいるので
熱い飲み物を置くことにリスクがあります。
1人目が幼稚園に入ると2人目が生まれ、
2人目が幼稚園に入ったら3人目が生まれました。
そんな状況のなかで、近所の友達から
子どもが熱々のカップをひっくり返して
大やけどをした話を聞きました。
いかにも我が家でも起きそうな事故。
だから私の飲み物は、
冷たいものかぬるい物だけにしています。
そんななか、珍しくかつての職場の仲間と
カフェでおしゃべりをする時間が出来ました。
ウキウキしながらカフェに到着して、
メニューを見ていたら
“ロイヤルミルクティー”という文字が
不思議と輝いて見えました。
独身の頃はなんとも思わずに飲んでいましたが、
牛乳を使って濃厚なミルクティーを作るには
作るにも片付けるにも少し手間がかかります。
特に牛乳をあたためた鍋につく
白い汚れを取ることに面倒臭さを感じます。
そのため、自宅でミルクティーを飲むことは
ほとんどありませんでした。
ちなみにロイヤルという言葉は
“王室風”という意味で、
“ロイヤルミルクティー”は日本で出来た
言葉だそうです。
久しぶりに会えた仲間との会話に華が咲き、
ロイヤルミルクティーのおいしさに
じんわりと幸せを感じたひとときでした。