30-29 1000年以上もコーヒーが愛され続ける理由
西暦900年にアラビア人の医師が残した記録に、
コーヒーに関する文章が残っているそうです。
西暦900年といえば、今から1100年以上も前。
コーヒーの歴史がとても長いことが分かりますね。
やがてコーヒーが日本に伝えられたのは、
江戸時代に入ってからのことでした。
缶コーヒーのCMを見ると
たいていビジネスマンが主役になっている気がします。
スーツを着た男性が、
ゴクッとおいしそうにコーヒーを飲む。
振り返ってみると、私が会社員だった頃も
同僚の男性達が毎日コーヒーを飲んでいました。
何故コーヒーはビジネスマンに
愛飲されているのでしょうか。
それは、コーヒーに含まれている
カフェインに理由があるようです。
女性の私からすると、カフェインは
「妊娠中には摂取しないように要注意」
と言われていた成分であるため、なんとなく
“体に良くないもの”というイメージを持っていました。
でも、ビジネスマンをはじめとする
たくさんの人々がコーヒーおよびカフェインを
欲するには、やはり理由があるのです。
カフェインは神経や筋肉を刺激して
疲れを和らげる効果があるほか、
コレステロール値を下げる効果も
認められているそうです。
必死に働いていた会社員の頃も、
主婦になった現在でもまだ、
私にはコーヒーのおいしさがいまいち分かりません。
しかし、その成分を知るとコーヒーが
働く人々を支える役割を担い、
だからこそ長く愛されてきたのだと感じさせられます。