フォンドボーとは料理の基礎

数年前まで、よく夫の実家に

親戚が集まって食事会をしていました。

人数はいつも15人前後、

開催の頻度は2ヵ月に1回くらいだったと思います。

それだけの人数が集まると、

さすがに食事の準備が大変。

そして、私は食後の皿洗い担当で

それもかなりハードな作業でした。

15人もの人が同時に食事をすると、

40～50個くらいの食器やコップを使います。

洗っても洗ってもなかなか片付かない。

私と同じように、夫の兄弟のお嫁さんも

そのことに負担を感じていたようで、

「次回は使い捨てできる紙皿を使いましょう！」

と義母に提案していました。

確かに、そうすれば私たちが山ほどの洗い物を

片付ける必要が無くなります。

しかし、義母はその意見にしっくりこない様子でした。

紙皿だと高級感が無い感じがして気になるそうです。

しばらくしてから、ホームセンターや

100円ショップなどで

かわいい紙皿が販売されるようになりました。

特に注目なのは、ハロウィンやクリスマス時期の

カラフルな商品です。

それらはお皿として使うのがもったいないくらいで、

壁に飾りたくなるほど魅力的です。

「オシャレな紙皿を見つけました！」と

義母に提案してみようかな、

と思っていたらコロナ禍に突入。

親戚が集まって食事会をすることは無くなりました。

大量のお皿洗いの負担からは解放されたものの、

やはりさみしさを感じます。

そして、いつかあのオシャレな紙皿を使って

楽しいパーティが出来ることを願っています。