30-27 漬け物の魅力とおばあちゃんの面影
漬け物というと、
“おばあちゃんの好物”というイメージがあります。
「野菜は体にいい」とつぶやきながら
おばあちゃんが毎日食べていた漬け物。
大根、きゅうり、人参など、
野菜の漬け物が必ず食卓に上がっていました。
ただ、30歳くらいまで私にとって漬け物は
「あれば食べる」という程度のもの。
特に必要だと強く感じることはありませんでした。
それに、野菜を食べるなら
サラダで良いと感じていたからです。
しかし、最近になって
漬け物の存在は私の大きな支えになっています。
とにかく助かるのが、作り置きできること。
夕方になると子ども達は1日の疲れが出るせいか、
ケンカが始まったり泣き出したりして
なかなか落ち着いて夕飯の支度ができません。
そのため、いろいろな野菜の漬け物を
前日か当日の朝に作っておいて、
夕方に調理をするのは
メインディッシュだけに絞っておくと楽です。
あとは、サラダを食べながら気になっていたのが、
ドレッシングにかかるコスト。
うちは家族が多くて、それぞれが
ドレッシングを多めに使っているせいか、
毎月何本もドレッシングを買っていました。
漬け物ならお酢や塩があれば作れるので、
味付けに関しては圧倒的に安上がりです。
健康維持のためには、
やはり野菜のちからが欠かせません。
元気で長生きしたおばあちゃんのことを
思い出しながら、
漬け物のバリエーションを増やしていきたいです。